プチうつだと診断されたら即治療【早期治療が早期回復に結びつく】

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気付きにくい病気

悩む成人女性

早めの受診が大切

大うつ病も女性が発症しやすい傾向にありますが、プチうつ病も同様です。「プチ」と付くからと言って、症状が軽いわけではありません。プチの意味は抑うつ気分になる時間が短いということです。例えば、一日の内夕方から夜にかけてというケースや、1週間の内1日だけというケースが多くなっています。慢性的に症状は現れておらず日常生活に影響は出にくいため、他人はもちろん本人も気付きにくいのが問題になります。診断と治療が遅れて、パニック障害や非定型うつ病に発展してしまうからです。診断は非定型うつ病の基準を基に、怒り発作の有無なども参考にします。この病気にかかりやすい人の特徴は、小さい頃からしっかりした子だったタイプです。元々手間のかからない子どもだったのか、親に構われなかったゆえにしっかりしたのかは定かではないものの、親に可愛がられて育たなかった動物的愛情欠乏症の人が多いと言われています。親で多く見られるのは、愛情よりも理屈で接するタイプの人です。また、親に愛情があっても沢山いる兄弟の真ん中であれば愛情のバランスが崩れやすいですし、他の兄弟が病気がちな場合も同様です。こうした環境で育つと人に対して過剰なほどに気を遣うようになり、自己主張も苦手になりがちです。プチうつ病の精神的な症状には、激しい気分の浮き沈みが一番に挙げられます。と言っても浮くことは少なく、沈むことが多いです。突如として悲しみに襲われたり、自己嫌悪に陥ったり、妬みやそねみといった感情が湧き上がったりします。それから、怒り発作と言って、突然切れるパターンも少なくありません。切れた後は自己嫌悪の時間がやってきて、益々暗い気持ちに苛まれることがほとんどです。さらに、他人の言葉にも過敏になっている人が多く、些細なことでも大いに傷付き落ち込みます。こうした拒絶過敏性の反応を示して怒り発作を起こす人もいれば、引きこもりになってしまう人もいます。身体的症状では、過食や過眠、鉛様麻痺が代表的な症状です。非定型うつ病の診断でも、これらが特徴となっています。特に夜間に食欲が増すため太りやすく、余計に自己嫌悪感が増します。過眠とは週3日以上、1日10時間以上眠る状態で、プチうつ病の人はいくら寝ても睡眠不足感がぬぐえません。手足に鉛が詰まったかのように重たく感じる鉛様麻痺も、睡眠を促進します。こうした症状が出るのは、非定型うつ病の人よりもさらに短時間または短期間なので、中々診断と治療には結びつきません。少しでも心当たりがあれば、医療機関に足を運ぶことが大切です。